2010年個展「CLAY LIFE」

2010年10月21日

2010
今年の羊画廊での個展DM

毎年恒例の12月の羊画廊での個展。
先日、渡部さんに撮影していただいた写真を使用した案内状のデザインが出来上がってきました。
使用した作品は「やぎ郵便局」です。
これまでにブログにも何度か登場した「やぎかぶり族」シローたちが登場する「やぎ郵便局」の物語がテーマです。

個展のタイトルは「CLAY LIFE」
このタイトルは個展を続けていこう、個展の為の作品作りを続けていこうと決心した今年の夏の日に、ふいに頭に浮かんだタイトルです。

1980年の夏、まだ専門学校生だった頃、羊画廊で初めての個展を開くことが出来ました。
学生時代に羊画廊で二度の個展を経て、卒業後も5年近く毎年羊画廊で作品を発表させてもらいましたが、1984年を最後に11年間個展が出来ない時期がありました。
その間、絵本や広告、クラフトショップで販売する為の作品(商品)の制作に追われていたことと、自分自身何を個展の作品として創作していいのか分からず悩んだ時期でもありました。
1995年の12月、羊画廊での個展を再開して以来、15年連続で毎年12月に作品を発表してきました。

個展の作品作りは僕の創作活動の中で、もっとも重要なもののひとつですが、それだけやっていていいほど世の中は甘くありません。
ほかの仕事とのバランスが奇跡的に上手くとれて、成り立っていたのです。

去年と今年そのバランスが微妙にくずれてしまい、これまでのように個展を続けていくことの困難さを感じていました。
30周年の個展を節目に、しばらく個展を休もうかとも思いました。
個展を続けるかどうかは僕の「生き方」に大きくかかわる問題です。

7月26日の夕方、羊画廊の堀さんから電話がありました。
今後の個展をどうするかという相談の電話でした。
堀さんの問いかけに対し、「僕は続けていきます」と無意識に答えていました。

そしてこの日の夜に、あるひとから重大な助言を貰いました。
この日は僕にとって正に運命の日と言っても過言ではないでしょう。
30年前の7月26日、僕は羊画廊に居ました。
そして、30年後のこの日「CLAY LIFE」という僕の生き方が決まったのです。

今年の羊画廊での個展は、必死で瀕死の「CLAY LIFE」になることは間違いないでしょう(笑)